校長ブログ

あらためて挨拶について

あらためて挨拶について

「挨拶は大事」、「コミュニケーションは挨拶から」、「仕事が多少できなくても、元気があってちゃんと挨拶出来たら・・・」というのは、少し理解してもらえなくなってきている気がする。ネットの記事でも最近見ました。

確かに実感としても、「知らない人とは挨拶しない」、「嫌いな人とは挨拶しない」、「今考え事してるから挨拶しない」、「この人と挨拶して得することはないからしない」などが当たり前の人がいるようです。昭和に生まれた私にはわかりにくい感覚だが、最近は一定年齢を重ねた方でもこんな感じの人がいます、一部の若者だけではありません。100m以上向こうにいる先輩に挨拶しなかったという理由で叱られた△△や〇〇〇も、昔はあったようですが・・・、こんなのはもう今やないはずです、たぶん。

防犯上、「知らない人から声をかけられても相手をしてはいけません」と親から教わった子もいるかもしれない。私も昔に親から言われたことがあるが、それは相手をよく観察して雰囲気を察知して、という部分が含まれていた。今の時代は、知らない人から道を聞かれても「教えようとするな、離れなさい」と教えられている子もいます。また、その人も他人に道を教えてもらおうとせず、自分のスマホで調べなさいよ、ということです。

最初はほとんどすべての人が初対面なのに?いつの時点から知っている顔(人)という位置付けになるのだろう?友達増える?経験値上がる?たとえ産んでくれた母親でも、最初は知らない顔です。父も姉妹や兄弟も最初は知らない人です。喧嘩したら好きな人でも一時的に嫌いになります。自分に得すると思われること以外はしないという生き方で、本当に大丈夫?逆に損してない?

考え方が違うと言われればそこでこの話は終わりですが、これから先の社会は少し心配です。

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