涙がとまらない。朝８時１５分に集合して、最後の試合が終わったのが日没近い４時３０分。粘り強く拾い続ける姿、試合を通してまた一歩強くなっていく姿。あと一歩で敗退するその瞬間からあきらめずに大逆転する姿、相手の力強いショットにひるむことなく立ち向かう姿。力を出し切って涙する姿、仲間の素晴らしいパフォーマンスに涙する姿。君たちと同じ時間を共有することができて、ありがとうさんです。
桜宮高校屋上７階は秋雨前線通過の余波で朝から強風が吹き荒れていました。初戦は布施高校。ダブルスを１つ落としましたが、残り４試合を取って豊島の勝利。二回戦は三国丘高校。シングルス１、ダブルス１を落としてもう後がなくなりましたが、ここからシングルス２、ダブルス２と取って、シングルス３へ。ゲームカウント４－５と敗退する瞬間まで追い詰められましたが、落ち着いたショットを打ち続けて、７－５と逆転勝利。感動が瞳からあふれる瞬間。三回戦の桜宮高校は、惜しくも届きませんでした。
テニスにとって大事なこと、そしてもっと大事なことを学んだ涙だったと思います。（顧問）
