47期ブログ

文化祭の情景

文化祭の情景

9月9日(土)文化祭を行い、3年生は各クラスが舞台で演劇をしました。

夏休み前から脚本や大道具・小道具の作成等の準備を役割分担しながら行い、夏休みが明けてからは演者の練習にも一層熱が入り、音響・照明・舞台転換など最後の最後まで確認を行っていました。原作がありながらも、短い発表の時間でまとまるように脚本に工夫を凝らしたクラス、原作の設定を生かしながらオリジナルの脚本を作成したクラス、全くゼロから脚本を作成したクラス、各クラスとも創意工夫を凝らした舞台となりました。

Aさん

 1組は0から物語を作るオリジナルストーリーだったけれど、夏休み中から準備をしてくれる人がいてとても助かったし、本番絶対に良いものにしようと思うようになりました。大道具の出来が良すぎて驚くと同時に頭の中に「優勝」が浮かびました。本当に時間が無い中での練習でとても焦っていたけれど、何とかセリフを覚えることができてほっとしました。

 本番では全員に緊張感があって、成功するか不安だったけれど、役者、裏方みんなで協力することができ、とても良いものになったと思いました。賞は取れなかったものの、観た人の記憶に残る演技をすることができたと感じました。

Bさん

 僕は昔から重要な役割を担うと何かしらしでかしていました。そして今回の文化祭もそうでした。自ら劇の台本係に立候補したにもかかわらず、完成したのは本番のおよそ1週間前でクラスのみんなに迷惑をかけてしまいました。かなり後悔しています。が、それ以上に強い気持ちがあります。それは感謝です。文化祭準備期間中、普段目立たない僕の言うことをクラスのみんな全員が真剣に聞いてくれて、またそれぞれ頼んだ仕事を積極的にしてくれました。他にも「何かできることない?」と自分から仕事をしようとする人や「これこの方が良くなる」と更に劇を良くするために提案してくれる人もいました。僕は自分から話しかけたり、アイデアを出すのが苦手なので本当に助かりました。

 クラスのみんなはたくさんのことを僕がやってくれたと言いますが、それはこちらのセリフです。あくまで僕は起点を作っただけで、それを形づくり、色をつけたのはみんなです。本当に感謝しかありません。結果は残りませんでしたが、この劇が出来上がるまでの過程ははっきりと記憶に残っています。結果発表の時悔しかったですが、みんなもそう思ってくれて嬉しかったです。ここでみんなが何も思わなかったら特に努力していなかったことになりますが、悔しがってくれるということは、みんなが完成した劇に自信があり期待があったということです。これはみんなが努力したから出てくる気持ちであり、とても誇らしいです。高校生活最後のビックイベントにふさわしい結末になったと思います。

 少しわがままを言うとすれば、これが高校一年生の話だったら良かったなと思います。クラスのみんなの良いところをたくさん知ってやっと仲が良くなれたのに、少ししたらもう卒業と考えると悲しく寂しいです。もっと早くにみんなのことを知りたかったなあと後悔しています。しかし何を言っても時間は経つばかりなので残りの高校生活をこの最高のクラスで楽しみたいと思います。学生である僕が劇が終わった途端、疲れはてるほどなので、先生方はもっとお疲れだと思います。劇の準備をたくさん手伝ってくれた担任の先生も何回も相談にのっていただいたK先生も準備等で作業していただいた先生方も本当にありがとうございました。たくさんの人に助けていただき、人の優しさを感じられるイベントでした。このことは一生忘れないと思います。とても楽しい一月でした。

Cさん

 今回文化祭では、脚本、監督、文化祭実行委員というとても大事な立場をさせてもらいました。私は直後に受験も控えていたので、とても忙しい一週間になりました。監督をしていて、やはり人を動かすことはとても難しいと感じました。代表のような立場は初めてで至らないところも多くありましたが、脚本、監督を経験できて良かったと思います。

Dさん

 文化祭に精一杯取り組んでとても楽しかったです。クラス発表は劇で、僕は人前に出て何かをするのが苦手なため、正直最初は出演したくなく裏方で作業をしたいと思っていましたが、勇気を振り絞って役を演じることに決めました。初めは自分の役を見られるのが恥ずかしくてやらなければ良かったと思いましたが、頑張って練習を重ねるごとに、その恥ずかしさも消えていき、段々役も上達してきました。本番ではセリフも飛ばずに、自分のできる精一杯を出せたと思います。以前よりも友達との仲も深まって本当に良い文化祭を体験できたと思います。

Eさん

 高校最後の文化祭劇をクラスでできて本当に楽しかったし幸せでした。私は役者として参加したのですが、はじめは正直、自分は声が小さいしクラスに迷惑をかけてしまうのではないかと不安を抱いていました。クラスのみんなはやる気がとてもあり、演技が上手く、役になりきっていて、自分も頑張ろうと思えました。本番は成功して頑張って良かった、みんなと一緒に劇ができて良かったと思い、最後の文化祭は私にとって大切な思い出の一つになりました。

Fさん

 休みの日の準備の集まりや放課後の準備もほとんど参加できなくて、クラスに対してたくさん関わったり協力できなかったのが申し訳なかったけれど、みんなが計画的に、委員の子中心に進めてくれて、自分も最善は尽くせたかなと思います。本番も舞台裏は、はちゃめちゃでアクシデントが起こりまくりだったけれど、皆でこうしようああしようと言いなんとか乗り切ることができて良かったと思うし、すっごく楽しかったです。クラスの仲も一段と深まって普段の雰囲気も前よりももっと良くなって毎日が楽しいです。行事はあと球技大会しかないけれど、またみんなで団結して1位をとり、6組最強の3冠をとりたいです。6組最高。

Gさん

 文化祭準備を通し、一人一人がクラスのために頑張っている姿を見ることができて良かった。役者がそろいNさんが台本を書いてくれてスムーズに進めることができた。小道具や大道具、他の仕事がある人も道具の製作に協力的でとても楽しかった。本番では、一人一人が一生懸命演技をし、照明、小道具、音響それぞれが輝いていて高校最大のイベントにふさわしかった。これから受験や就職をする人を支えられるようなクラスの雰囲気作りを大切にして、残りの球技大会も楽しみ、卒業を迎えたくないけど迎えたいなと思った。

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